あしたに花束を |
そしてまたこの丘に ひとり帰って来た 揺るぎなきその風に ほほを打たれに来た 言い訳ばかり並べたり 心が迷子になったら ここで草に埋もれ じっとたたずむ 強がることもなく 弱音吐くことなく 自分の声で穏やかに 語っていたい わたしに花束を あしたに花束を そっと差し出せるように 生きてゆきたい だけどまだあの人を いまだ忘れられず ささやかなどの夢も なかばかなえられず 悲しい時は泣けばいい 優しさなんて難しい いつか夜は朝に きっとつながる 逆らうこともなく 流されることなく 自分の足で毎日を 歩いていたい 誰かに微笑みを あしたに花束を そっと差し出せるように 生きてゆきたい 強がることもなく 弱音吐くことなく 自分の声で穏やかに 語っていたい わたしに花束を あしたに花束を そっと差し出せるように 生きてゆきたい |